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ICTC のビジネスインパクト

ICTC卒業生がそれぞれすごい会議の技術とスピリッツを社内に持ち帰り、実践し、

どんなビジネスインパクトが出ているのだろうか?を2社の事例を紹介。

パレスホテル東京 田村晋作氏 (ICTC1期生)

 6階ラウンジバー「プリヴェ」の売上を2ヶ月で122%向上。

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ー 敷居が高いラウンジバーを大成功させる

 

 ホテルの業績は7年前の改装以来絶好調。そんな中で、敷居が高く場所がわかりにくいと言われたラウンジバーを成功に導くためにプロジェクトをスタート。転機は、若いスタッフの勇気ある発言「すごい会議を実施していく中で、大きな転換点がありました。“暴言を吐くマネージャーがいる”というひどい真実に対して、『マネージャー。それはアナタです』と、一人の若いスタッフが声を震わせながら言ったんです」。

ーマネージャーが暴言を吐くことでスタッフは萎縮し、言いたいことも言えない。

 

 そんな心理的安全性が保たれていない状態では仕事に情熱を持って取り組めないという。「若手のスタッフのお店をより良くしていきたいと思う情熱と、そこに向かう勇気を持った発言を応援するかのように、周りのメンバーから今までにない問題解決のアイデアが大量に出始めました。Webのページを女性目線に変更、ランチのプランを倍増する等、具体的に実践していくことで、今までにない成果が上がりました」。

株式会社スタイルズ 山本英樹氏 (ICTC1期生)

 

 弱小チームと呼ばれた営業チームで、

 経費削減なしで利益を倍にする目標を掲げ

 達成率168%を実現。

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  ー行動変容こそが成果を出す唯一の道

「チャレンジングな目標を掲げただけでは行動変容は起きない」。

山本氏が言うには、活動量を増やすのには限界があるという。そんな中で、どうやったら行動変容が起きるのかを模索し、「行動変容が起きているチームと起きていないチームがある」ことに気づく。

 

  ー ポイントは、“何にフォーカスするか”

「成果を出せているチームも、出せていないチームも行動量は変わらない。

 ポイントは“成果の出る行動にフォーカス”できているか」。

 

 活動量の壁を越えるため、「こちらから提案に行くのではなく、お客様に来てもらう。しかも複数社同時に来てもらう」というアイデアが出る。しかし同時に、今までにない行動を起こす際の恐れ(お客様に怒られないか?)に直面する。そんな中で実行した結果、勉強会と称して集まった方からの成約率が最大で75%の成果をあげ、目標達成に大きく貢献することに。

「営業マンではなく、普段から会話をしているエンジニアが提案した方が決まるのではないか」といった柔軟なアイデアも、目標を達成するために具体的にどんな行動を起こすかを突き詰めていった結果だという。

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